1953-10-21 第16回国会 参議院 農林委員会 閉会後第8号
今度私たちは長野や新潟の高冷地を見まして、とにかく標高七百メートル以上の殆んど米作には無理があると思うような所に、日本の食糧増産、供出制度、価格制度が遂に農民をして多収獲主義のほうに無理に引ずり込んでしまつて、而も品種の問題で早生よりも多収獲の中生というようなところまで行つて、今度の被害に打当つておるわけです。
今度私たちは長野や新潟の高冷地を見まして、とにかく標高七百メートル以上の殆んど米作には無理があると思うような所に、日本の食糧増産、供出制度、価格制度が遂に農民をして多収獲主義のほうに無理に引ずり込んでしまつて、而も品種の問題で早生よりも多収獲の中生というようなところまで行つて、今度の被害に打当つておるわけです。
実は本委員会におきましてはその調査項目の一つといたしまして、文化、科学、技術等の発達に寄與し、もつて日本再建のため多大の貢献をした諸行為を調査することになつておるのでありますが、土居良子君表彰の件につきましては、昨年十一月十九日付で青木愛媛県知事から高橋英吉、内藤隆両議員の連署をもつて土居良子君の孝養、増産、供出の完納等の努力、精進の至誠は青少年の亀鑑であり、かつ社会的影響も多大であり、日本再建の光
実は本委員会におきましては、その調査項目の一といたしまして、文化、科学、技術等の発達に寄與し、もつて日本再建のために多大の貢献をした諸行為を調査することになつておるのでありますが、土居良子君表彰の件につきましては、昨年十一月十九日付で青木愛媛県知事から高橋英吉君、内藤隆君両議員の連署をもつて、土居良子君の孝養、増産、供出の完納等の努力、精進の至誠は青少年の亀鑑であり、かつ社会的影響も多大であり、日本再建
以上申し上げました食糧増産、供出関係、農地改革、開拓事業、治山治水、試験研究、統制関係の経費の総額は、百八十五億九百二十四万円に上り、二十五年度一般会計要求総額の八八%強を占めております。右のほか申し落しました一般会計の重要事項につきまして簡單に申上げます。
以上申し上げました食糧増産、供出関係、農地改革、開拓事業、治山治水、試験研究、統制関係の経費の総額は、百八十五億九百二十四万円に上り、二十五年度一般会計要求総額の八八%強を占めております。
しかも超過供出をしたから來年からはよけい出さすというようなことであつては、喜んで食糧増産供出に協力しないという気持があるというお話は、その通りであります。ことにその問題とひつくるめて超過供出とそれが税金課税に関係して來る。この課税と翌年の割当ということを考慮いたして、できる者も超過供出をしないというようなことが考えられることは私も同感であります。
げますれば、これは昨年もたしか申し上げたように思うのでありますが、結局開拓の関係を申しますと、灌漑排水、あるいは災害復旧関係の直接間接の耕地の復旧あるいは改良を目的といたしておる事業などでございますが、それは究極の目的といたしますところは食糧の増産、それから現在の供出制度のもとにおいては、供出の確保ということが究極の目的でありまして、これらのものを現在農林省においてやつておるのでありますが、食糧の増産、供出
また、早場米等に対する報奨金等に関しても、早場米のできる北陸、東北地方は別といたしまして、関西以西においては、早場米はほとんど出ないのであり、またこれらの地方においても、稲の品種をかえれば、採算上は相当の利益をもつて早場米を出し得るのではありますが、この場合著しき減産を示すことは、專門家の明らかに指示しているところでありまして、このような点から申しましても、獎励金をもつて増産供出を促進せんとすることは
○中嶋勝一君 山口縣大津郡地内の川尻古市停車場線及び俵山古市停車場線は、同郡日置村古市駅を中心として南北に走り、本村を縱貫する唯一の路線であるが、昭和十九年、二十年に災害をこうむり、未だ完全に復旧してないため、主要食糧、林、水産物の増産供出並びに石炭鉄鉱等に採堀に大なる支障を來しているのみならず、通勤、通学及び観光、商取引上の発展をも阻害している現状である、ついては該両路線の改修工事を速やかに施されたい
私どもは價格を是正することと、必要量だけ保有せしめることと、その二点を解決せずして、法律で増産、供出を強要しても、その結果はよくないということを考えるものであります。この二つの点をもう少し明確にお答えを願いたいと思います。
かくのごとく國内情勢に併行せざる事態がすでに農林当局自体にあり、一部農民の非難となりつつある現在、増産、供出意欲の面において重大なる障壁とならんも保せず、まことに憂慮にたえざる次第であります。」こういうわけでありまして、蚕糸試験場の桑園が荒廃に帰しておる。
しかし國家が一生懸命に食糧の増産供出に努力しておりますときに、こういつた税がもしできるということになりますと、反対の結果を來すということを考えます場合に、國家的な統制や干渉から地方財政というものを切り離すということは、一應うなずけるのでありますが、ここにはやはり地方財政委員会などで、地方財政の調整と申しますか、あるいは財源の調整、そういうことをする必要があるのではないか。
かようなことで食糧の増産供出を確保されるというお考えのもとに本予算の通貨を望まるるところに、私は根本的な間違いがあると思うのであります。(拍手)農民に対し新しき挑戰的法であると言わざるを得ないのであります。
日支事變から續いて太平洋戰爭の窮迫につれまして、食糧の自給自足態勢の必然的要求は、養蠶業に對して極度の衰退を招來いたしまして、一方戰爭目的遂行上林業方面、特に戰爭資材供出のために猪突的猛進を續けてまいつたのでありますが、急速度に山林伐採となりまして、終戰後は復興用材を初め重要林産物増産供出、さらに木材工業の飛躍的發展をみてまいりましたので、今日では赤石山麓に眠る森林資源は總面積二萬三千八百町歩といわれておるのでありますが